最も代表的な入力装置で,文字および記号を入力するために用います.
キーボードには以下のような種類があります.
ASCII キーボードは,アルファベットのみがキーに刻印されたキーボードです.ローマ字変換で日本語を変換するのであれば,ASCII キーボードでも利用できます.ただし,一部日本語用キーボードとキー(特に記号等)の配列が異なり,例えば,¥マークのキーがなく,\(バックスラッシュ)になっています.
JIS キーボード,新 JIS キーボードは日本語対応のキーボードで,それぞれ JIS 配列,新 JIS 配列になっています.現在入手できる日本語キーボードのほとんどが JIS 配列になっています.
親指シフトキーボードは OASYS キーボードとも呼ばれ,ワープロ OASYS で利用されたキーボード配列に基づいています.他のキーボードよりも高速に日本語を入力できることで知られています.
他の森田式と TRON キーボードについては残念ながら詳細がわかりませんでしたので,割愛させていただきます.
現在最も一般的なキーボードが DOS/V 機用ですが,配列,キーの数,コネクターの種類などで種々のものがあります.
PC-98 シリーズのものは, DOS/V 機用キーボードのキーと若干異なり,XFER,NFER,Graph などの PC-98 シリーズ独自のキーが追加され,「半角,全角,漢字」キーがありません.
Macintosh 用キーボードはDOS/V 機用とは異なり,パワーオンキー,Apple 社のロゴ入りキー(command key),「option」キーがあり,「Back space」キーがないのが特徴です.また,「Enter」キーと「Return」キーが別になっています.
MS-DOS や Windows 3.0,3.1 用には Ctrl(Control)キー以外には特別なキーがなく,英語キーボードでは 101 個のキー,日本語キーボードでは 106 個のキーがあります.
Windows95 のキーボードには上記のキーにスペースキーの左右に「Windows」キー1個ずつと「Alt」(Application)キー1個の計3個が追加されています.ただし,キーボードによっては「Alt」(Application)キーが左右に計2個追加されているものもあります.
Macintosh 用キーボードは,専用のキーが必要ですので,Macintosh 専用のキーボードを用いなければなりません.
DOS/V 機用キーボード
Macintosh 用キーボード(左:標準キーボード,右:拡張キーボード)
AT Type コネクタは旧タイプのコネクタです.主として AT 規格のマザーボードで利用します.それに対して,PS/2 Type コネクタは新しいコネクタで,ATX 規格のマザーボードで利用します.キーボードによっては変換コネクターが付属しており,両者のコネクタに対応できるようにしたものもあります.
ADB コネクタは Macintosh 専用のもので,キーボードもマウスも同じコネクタを利用します.ADB には電源供給用の配線があるため,デイジーチェーン(数珠つなぎ)接続することが可能です.キーボード用にはデイジーチェーン(数珠つなぎ)用の ADB ポートがあります.
101 個のキーのキーボードを通称 101 キーボードと言い, MS-DOS や Windows 3.0,3.1 用のものです. Ctrl(Control)キー以外には特別なキーがなく,このキーボードを日本語にしたものが, 106 キーボードです.
Windows95 のキーボードには上記のキーにスペースキーの左右に「Windows」キー1個ずつと「Alt」(Application)キー1個の計3個が追加されているため,英語キーボードでは 104 キーボードと呼び,日本語キーボードでは 109 キーボードと呼びます.ただし,キーボードによっては「Alt」(Application)キーが左右に計2個追加されているものもあり,実際のキーの個数と異なることもありますが,通称は 104 キーボードとか 109 キーボードと呼びます.
Macintosh の特殊キーは登場した当初から変化していませんので,キーの個数はほとんど変化していませんが,拡張キーボードには Function キーがあるのが特徴です.